高血圧 - 血圧を下げる食事1
煮りんご
加熱しても栄養素はそのまま
りんごは高血圧、肥満、便秘、老化、免疫力低下など、現代人が抱えるさまざま問題の解決にとても役立つ食品です。りんごのように甘い果物を食べると、太ると思っている人もいるかもしれません。しかし、それは誤解です。りんごを摂取すると、血液中の中性脂肪値がふえるどころか、下がるということが実験で確認されています。また、りんごを食べると満腹感が長つづきするという研究データもあります。生で食べることの多い果物は比較的、低カロリーで、ボリューム感もあるため、ダイエット向きの食品といえます。とはいえ、歯が弱い人、胃腸が弱く消化力の弱い人、子ども、老人などには、生のりんごは食べにくいでしょう。そこでおすすめなのが「煮りんご」 です。煮ることでりんごがやわらかくなり、だれでもおいしく食べることができます。また、加熱しても、栄養素が消えてしまうということもないので安心です。
煮りんごの作り方
材料 ・りんご 1個・レモン汁 1/4個分・砂糖 小さじ1/2・バター 小さじ1/2
作り方
1.りんごは皮をむいて(皮のまま作ってもOK。)4つ切りにし、芯をとってイチョウ切りにする。
2.ほうろう鍋又はステンレス鍋に、りんご、砂糖、バター(体重が気になる人は、バターを半量にするか、もしくは入れないほうがいいでしょう。)、レモン汁を入れて火をかける。
3.りんごがしんなりしてくるまで、弱火でゆっくりと煮る。
4.りんごに少しいろがついてきて軟らかくなったら、出来上がり。煮過ぎると食べにくくなるので注意。
キウイ酢
フルーツには体によい成分がぎっしり
甘いフルーツとすっぱい酢。このふたつの組み合わせが、近年、高血圧の防止やダイエットに効果があると話題になっています。キウイなどのフルーツには、私たちの体を健康に維持してくれる成分がぎっしりと詰まっています。まず食物繊維です。食物繊維は、便といっしょに脂肪や体の毒素も排出してくれるため、ダイエットには欠かせません。コレステロールが腸から吸収されるのを抑える働きがあり、動脈硬化や高血圧などの予防にもつながります。フルーツにはビタミンC・Eなど、各種ビタミン類も豊富です。ビタミンCやEには、抗酸化作用のあることがよく知られています。さらにビタミンEは、肥満を抑える効果のあるCoQ10(コエンザイムキューテン)が体内で作られるのを促進してくれます。CoQ10は酵素の働きを助ける補酵素のひとつですが、20歳ぐらいから体内での生成能力が衰えてきます。したがって、ふだんからビタミンEを補給することがとても重要なのですが、そのためにフルーツが役立ってくれるのです。ほかにもフルーツには、アントシアニン、リモネンなど、ファイトケミカルと呼ばれる植物由来の機能性成分も多く含まれています。アントシアニンには強力な抗酸化作用があるので、血管をサビつかせて動脈硬化を引き起こす活性酸素を除去してくれます。酢といっしょにとればより効果が高まる一方、酢も健康効果やダイエット効果の高い食品です。これは、酢に豊富に含まれる各種アミノ酸のためです。たとえば、アルギニンやリジンは、脂質や糖質などの代謝を促して、体重の増加やコレステロール値の上昇を防いでくれます。また、リジンやメチオニンは、脂肪を燃やしてくれるうえに、中性脂肪を低下させるカルチこンという物質を体内にふやします。こうしたフルーツと酢のすばらしい効果を、いっぺんにとれるのがフルーツ酢です。しかもフルーツと酢のふたつを一度にとることで、相乗効果も期待できます。酢に含まれる有機酸には、フルーツなど他の食材に含まれる栄養素の働きを、より引き出す作用があるからです。フルーツ酢でも、とくにおすすめなのが 「キウイ酢」。キウイに多く含まれるペクチンという食物繊維には、コレステロールを原料として作られる胆汁酸や、摂取した脂肪分を、腸内で包み込んで排出を促し、血中のコレステロールを低下させる作用があります。そのため、動脈硬化や高血圧の防止に効果的なのです。キウイ酢をぜひ試してみてください。
キウイ酢の作り方
材料(1回分) ・キウイ 1個 ・酢 大さじ1~2
作り方
1.キウイは皮をむき、食べやすい大きさに切る。
2.切ったキウイを皿に盛って、全体に酢をまわしかける。
3.でき上がり。作ったら、すぐに食べる。皿に残った酢も飲むと良い。
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