40代 健康

Life in the future

40代からの体の悩み
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vol.2 大腸がんはどんな病気か
vol.3 大腸がんの自覚症状
vol.5 大腸がんを確定する検査
vol.6 大腸がんを確定する検査2
vol.7 大腸がんの治療 ステージ
vol.8 大腸がんの治療
vol.9 開腹手術と腹腔鏡手術
vol.10 人工肛門
vol.11 放射線療法・抗がん剤治療
vol.12 がんの再発と転移
vol.13 手術後・退院後の食事
vol.14 手術後の日常生活

大腸がん - 大腸がんの検査

大腸がんを疑って受診する人は、どのようなきっかけで医療機関を訪れるのでしょうか?また、そこではどのような検査が行われるのでしょうか?

便潜血検査

便潜血反応とは、腫瘍は健常粘隈よりも出血しやすいことから、便中の微量な出血を調べることにより大腸がんの診断を行う方法です。便を採取するのみで検査にともなう侵襲がないため、検診などのスクリーニング検査として行われています。便潜血反応にはヘモグロビンのベルオキシダーゼ様活性を利用する化学的潜血反応と、抗ヒトヘモグロビン抗体を用いた免疫学的潜血反応(fecal occult blood test:FOBT)の2種類かあります。
科学的潜血反応は肉類や鉄剤による偽陽性やビタミンCによる偽陰性を生じることもあり、食事制限が必要です。日本では大腸がん検診の検査法としてFOBTを2日間行う方法が用いられています。2回のうち1回でも陽性であれば精査を行います。全国集計では、検診を受診した200万人のうち要精検率7.5%、精検受診率72.4%、大腸がん発見率0.19、早期がん比率65%でした。要精検者のうち大腸がんが発見されたのは2.5%のみですが、FOBTは4件の症例対照研究により大腸がん死亡率減少効果が証明されており、有用な検査法です。

大腸がんの問診

問診

問診で聞かれることは
あらいる病気でもそうですが、最初は「問診」から診療は始まります。大腸がんの疑いで受診した場合、主に次のようなことを聞かれると思います。

Q.かかったことのある病気
大腸ポリープ、痔、そのほか大腸の病気を患ったことがあるかを聞かれるかとます。特に痔を持っている方は、血便の要因になる可能性があります。

Q.血便の有無
血便があるときは、色などの状態によってがんの部位が想定できる場合があります。ただしがんがあったとしても、つねに出血をしているわけではありません。血便が出たり出なかったりすることも考えられます。出るならどれくらいの頻度で出るのかということ、そしてとのような色をしているか、具体的なことを伝えましょう。また目に見えるような血便が確認できない場合は、それも伝えましょう。

Q.便通の変化や異常はあるか
がんが大きいと便が細くなる場合があります。直腸付近にがんがあると、がん自体の感覚を「便が残っている」と感じて、実際には排便が終わっているにも関わらず残便感を覚えることがあります。「便が細くなる」「便が出にくい」「便意が残る」「頻繁に便意を感じる」「慢性的な下痢、便秘を繰り返す」といった症状がある場合は、必ず伝えましょう。

Q.腹痛や腹部膨満感の有無
がんが大きくなると、腹部腹痛と呼ばれるしこりができます。大腸粘膜には痛みを感じる神経がありません。神経は大腸の外側にあるので、大腸がんが原因で腹痛を感じる場合は、症状がある程度進行していることが考えられます。また腸内の便などがうまく流れていかないことにより、腹部膨満感が出ることがあります。思い当たることはすべて伝えましょう。

Q.貧血、倦怠感、食欲不振など
がんができて体内で出血をしていると、貧血になることがあります。またそのときに血便が出ることもありますが、血便は出ないまま貧血だけが現れることもあります。健康診断で「貧血」という結果が出たので受診したところ、大腸がんが発見されたという事例もあります。またがんが肝臓に転移していると、倦怠感が出たり食欲がなくなったりします。肝臓の異常が考えられるので、黄垣(おうだん)が出ているかどうかをあわせて診ていくことになります。ほかにも原因不明の体重減少が起こることがあります。なぜ体重が減少するのか、完全には解明されていませんが、がんができることで代謝異常を起こして体重が減るといわれています。

Q.家族歴
祖父母、両親、兄弟姉妹で大腸ポリープや大腸がんを患ったことがある人がいるかを問かれます。発生頻度は高くありませんが、遺伝的な要因で大腸がんにかかりやすい人がいます。100%遺伝するわけではありませんが、聞き取りがあるかと思います。

Q.検診歴
これまでに大腸がん検診を受けて「精密検査が必要」と判断されたことがあるかどうかを聞かれます。精密検査を受けたことがある場合は、その検査結果も伝えなければなりません。1年以内に検査を受けているのであれば、がんが発見されても進行性である可能性は低いといえるでしょう。以上のようなことを中心に聞かれますが、たとえ開かれなかったとしても「なんだかいつもと違うな」と感じていることがあれば、医師に伝えることが重要です。そのちょっとした違和感が、がんを発見することにつながるかもしれないからです。

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