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がんに効く食べ物 - ゴボウ

ゴボウ

ゴボウといえばきんぴらゴボウがその代表格。ゴマやひき肉を入れると味がいっそう引き立ちます。牛肉や豚肉と煮込んだり、トン汁やけんちん汁などに入れたり、あえものにしたり、料理法もさまざまです。ところがこのゴボウ、食用にするのは日本だけという不思議な野菜です。中国ではゴボウのタネを漢方薬として用います。原産地はヨーロッパやシベリア、中国東北部などです。日本での栽培の歴史は古く、縄文時代の遺跡からいしんぼうタネが発見されたりもしています。平安時代の日本最古の医書『医心方』にもその記録がありますが、野菜として庶民に広がったのは江戸時代に入ってからだそうです。

[ガンに効く成分]
セルロース(食物繊維) リグニン(食物繊維) クロロゲン酸 モッコラクトン ポリフェノール

ゴボウにはカリウム、マグネシウム、亜鉛、銅などのミネラル成分が多いですが、目立った栄養素はありません。しかし、特徴的なのがセルロースやリグニンといった豊富な食物繊維。水溶性と不溶性の両方の食物繊維を持ち、陽に適度な刺激を与えて便秘を解消し、コレステロールや一部の有害物質を吸着して体外に排出してくれます。結果として、腸内環境が整えられて大腸ガンや直腸ガンの予防につながります。最近では、リグニン自体にも抗菌作用があり、大腸ガンにとどまらずガン細胞全般の発生を抑えることも明らかにされてきています。リグニンは切り口に多く生成され、時間の経過によって増加することが知られています。ささがきにして表面積を広くし、しばらくおいて調理すると効果的に摂取できます。また、ゴボウに含まれる抗酸化物質のクロロゲン酸や正常細胞からガン細胞に変異するのを抑える香り成分のモッコラクトンもガン予防に働く成分といえます。さらに、水にさらすと色が出ますがその正体はポリフェノール。ポリフェノールにも抗酸化作用がありますので、その成分を失わないためにも水に長時間さらしてのアク抜きをする必要はありません。ゴボウの独特な旨味や香りは皮の部分に多く含まれていますので、泥や汚れはたわしなどでよく洗い、皮つきのまま食べるようにしましょう。

解毒の妙薬

ゴボウには解毒作用もあり、食肉の中毒の際には、干した根または生の根を煎じて飲めばよいとされています。肉とゴボウの組み合わせは味が良いだけではなく、食中毒の予防という意味があったわけです。むくみにはゴボウのタネを妙って粉にして服用したり、煎じて飲んだりします。ヨーロッパでは根が利尿剤、発汗剤として使われるほか、根の抽出液を毛生え薬として用いています。江戸時代に、黒い色の野菜には精力増強作用があるといわれ、ゴボウも精がつくと信じられていました。今ではその作用がアルギニンという性ホルモンの分泌をうながす物質によるものであることもわかってきています。

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