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歯の悩み - インプラントとは?

「思うように物が噛めない」「虫歯や事故で歯を失うことになった」「入れ歯に違和感がある」など、歯に関する悩みを持つ方は案外多いものです。そして、歯の悩みを抱えると、美味しい食事だけでなく会話も楽しめなくなり、気持ちまで沈みがちになるといいます。このように、気力や表情の美しさまで左右する「歯」は、私たちが快適な毎日を過ごす上で非常に重要な役割を担っています。一般的に「80歳で20本」といわれているように、年齢を重ねても健康で丈夫な自分の歯を保つための努力は必要ですが、長い人生の間には虫歯や歯周病などで歯を失う場合もあるでしょう。そのようなときの解決法のひとつにインプラントがあります。インプラントとは、失われた歯の根の部分に人工歯根を入れることにより、今までの自分の歯と少しも変わりなく物が絞めるようになる画期的な治療法です。インプラントの本格的な治療はアメリカでスタートしましたが、その後は日本でも精度の高い治療方法について研究が重ねられ、現在までに、従来の「ブリッジ」や「入れ歯」と違い、安全性、耐久性、審美性のすべての側面で多くの優れた結果を出しています。「第二の永久歯」と称されるインプラントは、すべての歯を失った場合でも治療可能であるという大きな特徴のほかに、これまでの治療法と比較してもさまざまなメリットがあります。一方で「インプラントの手術は危険なのでは?」という声があることも事実です。そこで私は、まずはインプラントについて不安や疑問を抱く前に、正しく知ることをおすすめしています。正確な知識があれば根拠のない不安が解消されるのはもちろん、インプラントが世界的に広まっている理由も見えてくるのではないでしょうか。インプラントは、失われた食事の楽しさと心の笑顔を取り戻すための強力な味方なのです。

基本構造と名称

インプラントの基本構造と名称


上部構造(歯の部分)
インプラント体に、アバットメントを介してかぶせる、いわゆる歯の部分です。材料や形態など、さまざまなバリエーションがあり、歯の喪失状態によって設計が異なります。
アバットメント
歯肉部分を貫通してインプラント体の上部にネジで固定され、上部構造の土台となります。
歯肉
歯を失うと、最終的にその場所は平坦な土手状になります。歯の有無にかかわらず、この歯肉の下には必ず顎骨があります。インプラント治療は顎骨内に理入したインプラント体から、歯肉を突き破った(貫通)状態で上部構造と連結します。下から、骨、インプラント体+アバットメント、歯肉、上部構造の位置関係が、インプラントが長持ちするか否かを左右します。
顎骨(がっこつ)・歯槽骨
インプラント治療では、上下の顎の骨にインプラント体を埋め込みます。顎骨は比較的固い表層部(皮質骨)と、スポンジ状の網目構造をした内部(スポンジ状骨)で構成されています。また、顎骨の中でも主に歯根を支えている周辺部分は歯槽骨と呼ばれます。
インプラント体
(根の部分)顎の骨に完全に埋め込まれ、骨と結合して人工歯根となります。一般的にインプラントというと、インプラント体を指す場合(狭義)と、インプラント体の上に上部構造をかぶせ、機能を回復させる治療全体を意味する場合(広義)があります。

インプラント体と骨が結合するしくみ

人間の体は侵入して人工物に対しては体外に押し出そうとする力が働きますが、純チタンでつくられたインプラント体は骨と結合することがわかっています。この、チタンと骨が直接結合する状態のことを、骨を表すラテン語のオス(OS)と結合を表す英語のインテグレーション(integration)を組み合わせた造語で、オッセオインテグレーションと呼んでいます。チタンには表層にごく薄い酸化膜(酸化チタン)があって、その酸化膜と骨の細胞が出すタンパク質や糖質成分が結合し、インプラト体に骨の細胞が接着すことで強固な結合が生まれるのです。骨に埋め込まれたチタンと生きている骨とが直接接触した状態で、チタンを包み込むように骨が再生されていき、天然の歯根と同じ力程度の強度や、咬み合わせる力が加わっても動いたり抜けたりしない状態が維持されていくのです。

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